包茎治療に使う縫合糸の種類によって金額が異なる

包茎治療に使われる糸の種類

包茎治療の多くはメスを使い切開し縫合するという手術を行います。切開した部分を縫合する際に使用される糸は大きく、溶けるタイプと溶けないタイプの2つに分かれています。

溶けてしまうタイプの糸は術後、1週間から4週間ほどで自然と溶けてなくなります。溶けるといっても少しずつ吸収されてなくなるというよりは、ブツブツとちぎれるような感覚で脱落していくのが特徴的です。このタイプは糸の太さが溶けないものと比べると、太いのも特徴として挙げられます。自然と溶けて無くなるので包茎治療後に抜糸をする必要はありません。

溶けない糸はナイロン糸が用いられています。ナイロン糸で縫合した場合は包茎治療から、約2週間ほどで抜糸となるケースが多いようです。抜糸をするためにクリニックを受診しなければいけませんが、吸収されるタイプと比べると糸が細く傷跡が残りにくいというメリットがあります。またナイロン糸の場合、その細さから術後に違和感を感じにくいという点も特徴として挙げられます。

糸の種類によって金額は異なる?

包茎治療に用いられる糸は時間の経過と共に溶けるタイプとナイロン糸といって溶けないタイプの2つに分かれています。糸の種類によって金額も変わってくるのか、包茎治療を受けるにあたり気になるという人も多いかもしれません。

金額は各クリニックによっても異なりますが、ナイロン糸に比べると吸収される糸の方が金額を高めに設定しているというケースが多いようです。同じ包茎治療を行った場合でも、溶ける糸を使用した場合に金額は約3万円ほどアップします。

吸収される糸は抜糸のためにクリニックに通院する必要がないため、遠方のクリニックで包茎治療を受けたいという場合にメリットがあると言われています。

ですが、ナイロン糸で縫合した時よりも数万円程度、包茎治療の金額がアップしてしまうケースが多いので、メリット・デメリットをしっかりと把握して自然と溶けてしまうタイプで施術を行うか、ナイロン糸を選び抜糸を受けるか決めるようにしましょう。

まとめ

切開・縫合するという手術を行う包茎治療の場合、溶けるタイプか溶けないタイプどちらかの糸を使い縫合を行います。溶けるタイプは抜糸をしなくても良いという点がメリットです。溶けないタイプで用いられるのは、ナイロン糸というケースが一般的です。

同じ内容の包茎治療を行っても溶けて無くなるタイプの糸にした場合、約3万円ほど金額がアップします。切開を伴う包茎治療を受けたいという場合は、縫合に使う糸の種類や金額も考慮する必要があります。